第五回 東海道五十三次

天候 晴れ 三島から富士川まで 午前8時から午後2時  距離 30km 歩数 46.732歩

明けましておめでとうございます。1月2日に5時20分発の沼津行の電車に乗るため、自宅を4時に出て東京駅まで1時間歩いてしまいました。発車しても外は真っ暗車両も余裕をもって乗れました。7時前には明るくなり右手に雪を頂いた富士山が一瞬だけチラッ見えました。三島には7時22分に到着。初詣をまだしていないので三島大社に参拝し今日の無事故と今年一年の家内安全を祈願しました。前回も時間が無く三島大社の前を素通りしてしまいましたが、したが、今回参拝するのは初めてで鳥居や社殿を写してきました。三島を8時に歩き始めました。


三島市から沼津市に入り県道380号線は車が多く通行し平行して写真の様に松林が約10km続き、松の数は30万本以上で一歩入るとジョギング用の道が続いて騒音も無く、左手は一段と高く見上げると其処はサイクリングロードで軽やかに気持ちよくペダルを踏んでいる人が目にはいりました。

松林は(沼津市東間門交差点~富士市東柏原 約10km)を過ぎると、間宿・柏原・本陣跡と歩かなければ見落としてしまう表識や立派な

門構えなのでシャッターを押してしまいました。其処は 正法山 正圓寺と石に刻まれていました。暫く行くと原宿のようです。

暫く行くと干拓工事に貢献した増田平四郎の石造と干拓工事の詳細な説明が書かれていました。江戸後期から明治の開拓者。

此処はもう富士市に入っていました。

富士市は学校でも学んだ製紙工場の町。青空に煙突から白い煙を何本も吐きながらお正月でも休みなく作業をしているようです。

先を急ごうとしたら突然踏切が降りオレンジ色の電車が目の前を通り過ぎていきました。踏切の名称は「左富士」さすがに静岡です。

此処では雪を頂いた富士山は雲に隠れて見えませんでしたが、雄大な裾野だけはハッキリ見えました。このオレンジ色の電車は、ローカル私鉄 岳南鉄道で吉原~岳南江尾まで9.2kmを走っています。

やっと富士川にたどり着きました。川幅も広く(450m)あり橋は自動車一車線と片側だけが自転車と歩行者が通れる歩道になっていて、三島大社に参拝している人は見かけましたが、途中でも歩いている人は皆無。自動車が脇を走り過ぎて行きました。歩いてみて江戸時代の人の健脚には驚かされます。

午前中は暖かいので一枚脱いでなるべく日陰を歩いていましたが、午後になるとさすがに寒くなってきます。あと一駅で今日の目的地 蒲原でしたが、一つ手前の富士川駅で辞めました。時計を見たら午後2時次は気候の穏やかな時に、此処から30km先の府中か袋井あたりまで行きたいですね。また新しい発見を楽しみにしています。